エシレの発酵バターは大地からの贈り物。伝統製法をかたくなに守って作り続けています。

エシレ村をご存知ですか?

エシレはフランス中西部、大西洋に面するポワトゥー・シャラント地方の、人口3,000人ほどの小さな村。
この村のエシレ酪農共同組合は1894年からバター作りをはじめ、フランスはもとより多くの国々の家庭、レストラン、パティスリー、ホテルなどで愛用される優れた発酵バターを、昔ながらの製法で作り続けています。

原料は出自の確かな牛乳だけ

エシレバターになるのは、工房から半径30km以内の酪農家の牛乳だけ。 一頭あたりの最低限の放牧地の面積が決められるなど、乳牛の育成にも細かな約束事を守っています。
それが、エシレバターのクオリティの原点です。

フランスでは発酵バターが主流です

発酵バターはクリームを乳酸発酵させてから作るバターで、ヨーグルトのような軽い酸味があり香り高いのが特長です。
ヨーロッパではバターと言えば発酵バターが一般的。
遠心分離機が無かった時代、牛乳から生クリームを分離するのに2〜3日かかったため、この間に自然に生クリームが発酵して発酵バターができたからとも言われています。
現在では乳酸菌を加えて発酵させ、発酵バターを作る製法が普及しています。
エシレでは、代々伝わる乳酸菌を大事に使いながら、変わらぬ味を今に伝えています。

”24時間以内”がおいしさの決め手です

エシレ村の真ん中にあるバター工房には搾ったばかりの牛乳が24時間以内に届き、バターに加工されます。
原料がフレッシュなうちにすべて加工する、当たり前だけれど難しいことが、エシレのバター作りでは何より重んじられています。

木製チャーンならではのまろやかな味わい

エシレの人々が「エシレだけ」と胸を張るのが、昔ながらの木製チャーン。
牛乳から作られるクリームは、殺菌・発酵の過程を経て、この木製チャーンの中でバターに練り上げられます。
現代ではステンレスチャーンや連続式の製造機がバター作りの主流ですが、エシレではかたくななまでに木製チャーンを守り続け、木の持つ不思議な力が、口あたりの柔らかで滑らかな食感を生み出しているのです。

バターはテロワール(土壌)の
産物です

ポワトゥー・シャラント地方は石灰分の多い土壌、大西洋側の温暖な気候に恵まれ、すばらしい牧草を育みます。
この牧草をゆっくりと食み、くつろぐ牛たちは乳脂肪の多い、バター作りには最高のお乳を出してくれるのです。
そして、チャーンの中で余分なバターミルクを洗い流す水。
地元に湧き出るこのおいしい水も、エシレバターに幸いしました。
発酵を促す乳酸菌も昔から受け継がれています。
エシレバターは、ポワトゥー・シャラントのテロワール(土壌)の賜物なのです。

航空便でフレッシュなままお届け

出来上がったバターは次々出荷され、パリには翌日に、国外へもそのまま出荷されます。
日本へもほぼ毎週シャルル・ド・ゴール空港から航空便で運ばれています。

エシレは日々進化しています

工房では、高い品質の維持と衛生管理に日々取り組んでいます。