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ココアの歴史

バンホーテンの歴史、それはココアの歴史そのものです。

王侯貴族に愛された気高き飲みもの、ココア

ココア パウダーの原料=カカオ豆の学名は、「テオブロマ カカオ(Theobroma Cacao)」。ギリシャ語で「神の食べもの」を意味します。実際、古代アステカ帝国では王様の飲みものと考えられ、カカオ豆が貨幣として使われていた時代もありました。チョコレートが飲みものであった黎明期――カカオ豆は高価かつ気高い貴重品だったのです。
新大陸の発見にともない、ヨーロッパに初めてチョコレートをもたらしたのは、スペイン人です。当初は、砂糖を加えることで美味しさが増すことに注目した王侯貴族を中心に、やがてロンドンにもチョコレート ハウスができるなど、広く一般にも愛飲されるようになりました。

ココア パウダー製造法を新発明した、バンホーテン

18世紀までのヨーロッパでは、焙煎したカカオ豆からペースト状のココア マスを作り、それをそのまま、またはお湯に混ぜて飲用していました。しかしカカオ豆に含まれる脂肪分の含有量が多いため、水とのなじみが悪く、しかも発酵した酸が残っていて刺激が強いままの状態でした。19世紀初め、ココアのこれらの難題を解決し、今日知られているココア パウダーの製造法を発明したのが、Coenraad Johannes Van Houten――――すなわち、バンホーテン社の創始者です。

国際標準となった画期的な“ダッチ プロセス”

バンホーテンは、まず焙煎したカカオ豆を絞ってココア バター(脂肪分)を取り除き、ココア ケーキを作りだしました。次に、このケーキを細かく粉砕してココア パウダーの製造に成功。水とのマッチングを飛躍的に高めました。さらに、酸性が強いカカオ豆にアルカリを加えることにより、パウダーを中性に近づけ、極めてまろやかで飲み心地のよいココア パウダーの製造をも可能にしました。このアルカリゼーション工程は「ダッチ プロセス」と呼ばれ、現在も世界のスタンダードとして広く採用されています。

ココア製造、そのリーディング カンパニーの証

バンホーテンは世界で初めて開発した「ダッチ プロセス」の功績により、1828年、オランダ国王William I世から栄誉の勲章を授けられました。以来、バンホーテンのこのオリジナル技術は、秘中の秘として伝えられ、現在も脈々と受け継がれています。ココア製造のリーディング カンパニーとして、2世紀を迎えようとするバンホーテン社。そのたゆみない歴史は、まさにココアの歴史。「ココアといえばバンホーテン」の証です。

バンホーテン ココアの製造プロセス

バンホーテン社では、世界最高級のカカオ豆を求め、約50ヶ国から買い付けるネットワークを整えています。吟味され、選び抜かれた良質のカカオ豆のみが、優れた味わい・香り・色を兼ね備えたバンホーテン ココアに生まれ変わります。ヨーロッパの菓子職人から、“Velvet Feeling~ベルベットのやさしさ”と称賛され、愛用される、きめ細かく深い風合いのココア パウダー。
それは、「ダッチ プロセス」を世界で初めて開発した自負、そして180年におよぶ経験と蓄積が磨き上げた賜物―――。
バンホーテン独自のハイ クオリティが、味わいの世界を豊かに広げています。

バンホーテン ココアの出来るまで

製造工程

カカオ豆の選別・ブレンド・洗浄
原料のカカオ豆から磁石で金属類を除去した後、ふるいにかけ、注意深く入念に異物を取り除きます。
焙煎
ココア特有の風味を決定する重要な工程のひとつ。焙煎の温度や時間は豆の品種・産地などにより、きめ細かく設定されます。このプロセスで、タンニン成分が変化して苦味が弱まり、揮発性の酸性分が除かれ、カカオのフレーバーが醸し出されます。
剥皮分離
焙煎したカカオ豆を砕き、ふるいと風力を利用して、Shell(外皮)とGerm(胚芽)を除去、Nib(胚乳部)だけを残します。
アルカリ処理・焙煎
Nib(胚乳部)を高温で熱し、豆の旨みを増幅させます。また、秘伝の技術であるアルカリ処理により、酸が中和され飲みやすくなり、さらに水中での分散が良くなることで、沈殿しにくいココア パウダーが生まれます。
挽潰
Nib(胚乳部)をグラインダーですりつぶし、ココア マスにします。
圧搾
  • ココア パウダー
    • ココア ケーキ→粉砕→ブレンド→粉末化→冷却→充填・包装→ココア パウダー
  • ココア バター
    • 脂肪分→異物除去→脱臭→貯蔵・冷却→包装→ココア バター

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