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第2回 ヨーロッパのミネラル ウォーター文化
 
Page.1 生水って何?Page.2 先進国の基準
 

厳重に守られる採水地周辺の環境
 

ヨーロッパで「ナチュラル ミネラル ウォーター」と名乗って販売するには、実に多くの関門を通過しなければなりません。
もちろん第一は、安全性。原水に有害な菌が含まれないことはもちろん、あらゆる汚染から源泉が守られるように、周辺の環境まで細かく定められています。

「ナチュラル ミネラル ウォーター」の水源の周辺では、その地下水源を守るため、数万ヘクタールにわたって、工場や廃水処理場が存在してはなりません。また、農業や畜産業も行ってはいけないことになっています。農薬や肥料、し尿などが万が一にも混入しないようにするためです。従って、水源のすぐ側にゴルフ場があるなどということは、考えられないことです。

 
 
1日500回もの品質検査が行われる
 

殺菌処理をしないかわりに、ボトルの中に含まれる生菌の数について厳しく定められています。たとえ有益な菌であっても、1ミリリットルに100個以上含まれていてはいけません。菌は生きていますから、びん詰めされた後も増え続けますが、その場合も源泉での増殖数と大きく変わってはいけない、とされています。

上記は、品質基準のほんの一部ですが、これらを維持し続けるため、ミネラル ウォーターの工場では、頻繁に品質テストが行われます。例をあげると『ウリベート』の場合は、一日に1500回を超える品質テストを行っています。

このように大きな努力を払って維持している水質を、変化させずにそのまま消費者に届けるには、採水地で直接ボトリングすることも大原則。タンクローリーなどで工場まで運搬することがないので、途中で汚れや細菌が混入することがなく、汲みたての新鮮さを保つことができます。

 
 
ナチュラル ミネラル ウォーターは健康づくりに適した水
 

衛生面だけでなく、もうひとつ、大きなポイントがあります。それはヨーロッパで「ナチュラル ミネラル ウォーター」と名乗る水は、地質学的、微生物学的、あるいは薬理学的、臨床的に「健康の維持、増進に適した水」であることが証明されていれば、それを標榜しても良いとなっていること。

つまり、科学的な根拠が証明されていれば、水の効能を示してよいとされています。

ヨーロッパがミネラル ウォーター先進国といわれる意味が、少しおわかりいただけたでしょうか? これまで、何気なく飲んでいたミネラル ウォーターを、もっと積極的に、健康のため、体のために飲む。そんなヨーロッパ流の水選びを今日からはじめてみませんか?

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