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第3回 ミネラル ウォーターと健康
 
Page.1 なくてはならない水分Page.2 ミネラル ウォーターの選び方、飲み方
 

人体の60〜70パーセントは水分
 
人は食べものがなくても数日間は生き延びることができるといいますが、水がなくなれば、即、生命の危機に直面します。ご存知のように、成人の場合、からだの約60パーセントは水分です。そのうちわずか1パーセントを失っただけでのどの渇きを覚え、2パーセントが失われると、脱水状態となり生体機能にさまざまな支障が出てきます。

からだの中の水分として、まず、思い浮かぶのは血液です。水分が少ない状態(=脱水状態)になると、血液が濃くなり(いわゆる血液ドロドロの状態)、栄養分を必要なところに届けたり、老廃物を運んで排出したりする働きがスムースにできなくなってしまいます。また、心臓の負担も大きくなり、高血圧や老廃物が血管に詰まってしまう血栓などの危険も高まります。

また、軟骨や、皮膚、筋肉などの柔軟性を保つ繊維組織でも、水分は重要な役割を担っています。これらの組織で水分が足りなくなると、軟骨の再生が滞ったり、皮膚のみずみずしさが失われてしまいます。私たちは、日々からだに充分な水分を取り入れることで新陳代謝を活発にし、生き生きと生命活動を営むことができるのです。
 
 
体をめぐる水は、1日あたり2.6リットル
 
体内では、一日にどのぐらいの水を必要としているのでしょうか?
 
からだから出ていく水
からだに入ってくる水
呼気
300ml 食べものに含まれるもの
800ml
汗など皮膚からの蒸発
700ml
体内での代謝によって生まれる代謝水
300ml
排泄物
1600ml
飲料水 1500ml
合計 2600ml
合計 2600ml

からだから出ていく水は、呼気がおよそ300ml、汗など皮膚からの蒸発が700ml、排泄物が1600mlとされています。一方で、からだに入ってくる水は、食べものに含まれるものがおよそ800ml、体内での代謝によって生まれる代謝水が300mlとされています。

摂取と排泄のバランスをとるには、飲料水を1500mlは摂り入れなければなりません。

もちろん、体内に摂り入れる水が少なくなると、からだは排出する尿の量を減らすなどしてバランスをとろうとします。しかしその結果、脱水傾向になり、血液が濃くなり老廃物を処理する組織である腎臓に負担がかかるなど、さまざまな不調を引き起こしかねません。

普段から、充分な水分摂取を心がけることは、健康を維持するために重要です。
 
 
吸収されやすく負担の少ない飲料は「水」
 
さて、一日におよそ1500mlの飲料水が必要であることがわかりました。ほとんどの人は、紅茶やコーヒー、ジュースやアルコール飲料などを飲むことで、それほど意識せず、必要な水分量をカバーしているといいます。ですから、いますぐに水分不足を心配する必要はないかもしれません。

ただし、飲料水の中で、もっともからだに吸収されやすく負担の少ないものを考えると、やはり「水」が一番です。激しい運動をした後などは、エネルギー補給や疲労回復のために適度な糖分やクエン酸を含んだジュース類、スポーツ飲料がよいとされますが、たくさん摂りすぎると、肥満や糖尿病の原因となります。

また、アルコール飲料は、飲みすぎると体内の水分を奪ってしまいます。これはアルコールが代謝によってアセトアルデヒドという物質に変わるとき、水が使われるためです。ですから、飲みすぎた次の朝、のどがカラカラに渇いているということが起こるのです。

からだ全体に水分をいきわたらせ、新陳代謝を活発にするには、「水」を飲むこと。しかも自分に合った水を選べば、その効果も倍増するはずです。
Page.2 ミネラル ウォーターの選び方、飲み方

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