Recettes

#7

コック貝のパセリバター

コック貝のパセリバター

コック貝とは、直径2cmほどの小さな貝。日本のあさりやしじみのような、フランスではポピュラーなもの。エシレ バターが持つ塩けやコク、油分を貝にしっかりまとわせることで、豊かな風味の酒蒸しになります。

材料(作りやすい分量)

  • コック貝※(あさりやムール貝でも代用可) 100g
  • エシャロット 小1個
  • パセリ 1本分
  • ディル 4本ほど
  • 白ワイン(辛口) 50ml
  • エシレ バター(有塩) 20g
  • ※日本ではヨーロッパザル貝、サルボウ貝などという名で呼ばれている、赤貝系の二枚貝。

作り方

  1. ①貝は殻をこすり合わせてよく洗い、バットに入れる。海水程度・約3%の食塩水(分量外)を作り、貝の一部が出る程度に水加減する。新聞紙をふんわりのせて明かりを遮断し、冷蔵室に2時間ほどおいて砂出しする。2時間後、塩水を捨てて貝をふたたびよく洗い、ザルに上げる。
  2. ②エシャロットは皮を剥いて細切りにする。パセリとディルは葉と茎とわけ、葉は粗みじん切りにする。
  3. ③鍋に①、②のエシャロットとハーブの茎、白ワインを入れる。バターを加えて弱めの中火にかける。
  4. ④ヘラで上下を返しながらバターを全体に絡めるように混ぜる。貝の口が全て開いたら火を止め、ハーブの葉を散らして皿に盛りつける。

ポイント

一般的な酒蒸しはふたをして蒸し焼きにするけれど、ふたはせず、熱いバター液を貝に回しかけながら貝の口が開くまで加熱するのがポイント。貝全体にバターの風味が行き渡る。