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第1回 意外と知らない!?ミネラル ウォーターの基礎知識
 
Page.1 水のいろいろPage.2 ミネラルって何?
 

ミネラル ウォーターってなぁに?
 
スタイリッシュなボトルとおしゃれなラベルに身を包んださまざまなミネラル ウォーター。水を買って飲むのが当たり前になった今、日本人一人当たりのミネラル ウォーターの消費量は、10年前のおよそ3倍、年間一人あたり14.4リットルになっています。さらに市販の清涼飲料水(炭酸飲料、ジュース、お茶など)に占める割合もなんと10%に届くようになりました(2005年 日本ミネラル ウォーター協会調べ)。
こんなにも身近になったミネラル ウォーターですが、実際に選ぶとき、みなさんはなにを基準にしていますか? 国産か外国産? 炭酸入りか無炭酸? もちろん、見た目のおしゃれなボトルというのも大きなポイントですよね!

でも、水そのものの種類をチェックしている方は案外少ないかもしれません。ラベルを見ると、“ナチュラル ウォーター”とか“ボトルド ウォーター”という表記のものもあります。ボトルに入って売られている水全てが“ミネラル ウォーター”ではないのです。

じゃあ、いったいどんな水があるの? その中でも本物のミネラル ウォーターは? そんな素朴な疑問から、話を進めてみましょう。

 
 
“ミネラル ウォーター=天然”じゃない!?
 
ミネラル ウォーターに対して「天然の…」とか「自然のまま…」といったイメージを持っている方が多いと思います。でも、(下の)表をごらんになるとわかるように、日本で製造されたものには、加熱などによる殺菌処理をはじめ、なんらかの人工的な処理が加えられています。

しかも、いまの日本の基準では、"ナチュラル ミネラル ウォーター"に対しても、ミネラルの含有量の規定がありません。ですから含まれている量が非常に少なくても、その水の中にミネラル分が存在していれば、ミネラル ウォーターと呼ぶことができるという不思議もあります。

本来ミネラル ウォーターとして使われる水は、天から降った雨が地中深くに染み込んで、粘土層や岩盤などの地層を長い年月をかけて浸透し、自然の中でろ過されたもの。長い長い時間をかけて地層に含まれているミネラル分が溶け込んだ水だからこそ、ミネラル ウォーターと呼ばれるのです。

 
■日本で製造されているボトル入りの水の分類
ナチュラル ウォーター 特定の水源より採水された地下水にろ過、沈殿、加熱いずれかの殺菌を施したもの。
ナチュラル ミネラル ウォーター 特定の水源より採水された地下水で、地下で滞留中か移動中にミネラルが溶け込んだもの。それをさらにろ過、沈殿、加熱いずれかの殺菌を施したもの。
ミネラル ウォーター 殺菌処理した複数の地下水を混ぜ合わせたもの、あるいは人工的にミネラル分を添加して成分を調整したもの。
ボトルド ウォーター 上記には当てはまらないが、食品衛生法に基づく殺菌処理がされたもの(原水が河川水、純水、蒸留水、水道水など。海洋深層水もここに含まれる)。
(「農林水産省 ミネラル ウォーター類の品質表示ガイドライン」を参考に作成)
 
 
ヨーロッパ産のミネラル ウォーターは天然のまま
 
こうしてみると、日本には「自然そのまま」で「しっかりとミネラルを含んだ」ミネラル ウォーターが存在しないように思えますね。でも、ヨーロッパから輸入されているミネラル ウォーターは、ほとんどが採水地でそのまま(無殺菌で)ボトリングされた「天然水」なのです。
なぜ、加熱殺菌しないのか…この違いは、ミネラル ウォーター先進国であるヨーロッパと日本との「買って飲む水」に対する考え方、あるいは文化の違いともといえるのです。

また、ヨーロッパの地層は日本とは異なりますので、カルシウムやマグネシウムをはじめとするミネラルの含有量が多い水がほとんどです。もちろん、話題の『ウリベート』も、厳重に管理された採水地で無殺菌のままボトリングされた天然水。そして、ミネラル分をたっぷりと含んだ正真正銘の「ナチュラル ミネラル ウォーター」です!
 
Page.2 ミネラルって何?

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