お返しのいらない場合
お返しのいらない場合
子供へのお祝い

入園や入学、卒業など子供の成長に関してのお祝いは、主に親族間で交わされるものなので基本的にお返しは不要。とは言っても「ありがとう」と感謝の気持ちはきちんと伝えておきたいもの。子供自身に手紙を書かせたり、電話で直接お礼を言わせると、とても喜ばれます。
お歳暮・お中元
本来は目下から目上の方に日頃の感謝の気持ちを伝える行為のため、受け取った側からのお返しはしません。しかし、より良い付き合いを続けて行くためにも、お礼状の送付は大切なマナーです。ギフトの品を受け取ったら、早めに書いて送ることを心がけましょう。
災害・火事見舞い
地震や火災の被災者の方に贈る災害御見舞い。贈り物には生活に助かる品物が多いようです。これに対して基本的にお返しは不要ですが、生活が落ち着き次第お礼状を書きましょう。なお、自らが火を出した場合はお詫びの挨拶が必要。品物を持って行く場合は「御詫び」「粗品」と記します。
昇進・栄転・転勤祝い
昇進祝いへのお返しは基本的に必要ありません。栄転の場合は、着任地に着いてから出す挨拶状に、頂いたお祝いや餞別に対するお礼を添える程度でOKです。また、その土地の特産品をお世話になったお礼として贈ることも多く見られます。
陣中見舞い
陣中見舞いの目的は、催し物の準備や練習、受験勉強、部活の合宿をしている人たちに食べ物や飲み物、お花などを贈り、激励することにあります。通常お返しは不要ですが、行事が終了したら結果報告を兼ねて電話や手紙でお礼を伝えましょう。
引越し祝い

近隣の方からのお餞別などに対しては、特にお返しはしません。新生活が落ち着き慣れてきたら、近況を交えてお礼状を書いて送ったり、新居でホームパーティーを開いて招待しても良いでしょう。ただし高価なお祝いを頂いた場合は、半額程度のお返しをします。